『へ…?』 恵はあまりにもあっさりとした返事に拍子抜けした 隣にいた美鈴が口を挟む 『ちょ…総長!いいんですかそんな簡単に?』 焦る美鈴に絢香は冷静に答えた 『一つ条件がある』 『条件?』 『そうだ!俺たち紅は喧嘩上等を売りにしてるチームだ!だから喧嘩が出来なきゃ話しにならねぇ』 恵は得意げに答えた 『それなら大丈夫です。喧嘩には自信がありますから』 『そうか!そしたら…』 そう言うと絢香は恵のツレ達に目を向けた ………