そこに現れたのは… 綺麗な長い髪をなびかせサングラスをかけた女だった 『ごくろーさまっす』 『おう』 さらに恵達に緊張が走る その女は何も言う事なく神社の階段に腰を下ろした ポケットからタバコを取り出す 恵は急いで近づきタバコに火をつけた その姿はまさに舎弟だった 『で、お前ら何やってんの?』 『あの…今、このダサ坊シバく所なんです。』 『ダサ坊…?』 その女は初めて絢香の存在に気付き絢香に目をやった なんだ…? 何見てん…………え? ………