『クソったれー!』 力の限り抵抗するが…さすがの長谷川でも抜け出すことは出来ない 男は勝利を確信したのかブロックから手を離した 『一発で終わらしちゃあ気が納まらねえ!』 ドゴッ バキッ 『グァァ!』 長谷川の叫び声が公園中に響き渡った 『まだまだー!』 ガン!ガン!ガンッ! 男は長谷川の頭を掴んで地面に叩き着けた 『ハッハァ〜!何とか言って見ろよ』 長谷川は意識が朦朧(モウロウ)とする中…口を開いた 『く…クソ…っ…た…れ…』 ………