それは弘樹のアパートから歩いてすぐの所にある公園だった 美香がよく通っていた道だ その公園に着いた時、微かに声が聞こえてきた 『クソ…取れねえ…クソ…』 その声の主は明だった 公園の小さな噴水で何かを洗っている 恐る恐る近づくと明の手には真っ赤に染まったナイフが握られていた 三人の顔が青ざめる 『嘘だろ…』 絢香はその場に倒れ込んだ それから数分後… 公園に何台ものパトカーが現れた 近所の人が通報していたのだ ………