そして絢香が雫に目を向けた 雫は目を合わそうとしなかった それが何を意味するか理解したからだ そんな雫に絢香が口を開く 『雫…お前なら解るだろ…』 雫は涙を流しながら裕也を担いだ そして美香に近づく 『美香…行くよ』 『え…?』 美香は戸惑った 絢香を残して帰るなんて… しかし、どうすることも出来ない 強がって笑顔を見せる絢香… 初めて見る雫の涙… もう美香は限界だった ………