『なんか違うんだ…』 弘樹は小さく呟いた 『違う…!?』 雫は首を傾げた 『なんか…愛がないって言うか、欲しい物買ったらすぐ帰ったり…今日みたいに買い物頼まれたり…』 『そのお金は?全部出してるの?』 『…うん』 弘樹は小さく頷いた 『う〜ん…同じ女としてハッキリ言わせてもらうと…別れた方が良いんじゃないですか?』 『だよね…!皆に言われるよ』 弘樹は自分に呆れたようにため息を一つ吐きコーヒーを飲み干した ………