「も、大丈夫、なんかごめんね」 「だーいじょうぶだって。 さっさと話してればいろいろ 協力できたのに。」 二人顔を見合わせて笑う。 そして まどかの涙もとまり 二人で帰宅しようと したとき。 まどかのかばんから メール着信音が聞こえた。 「タテじゃない?」 にやにやしながら 奈美が聞く。 「どうかな」 期待しながら携帯をひらく <今日あえる?> だまってメールを奈美にみせる。