もっと すっごい幸せを感じる、とか もっと すっごいつらくなる、とか そんな感情も ない。 意外と冷静な自分が なぜか不思議で。 「っふ・・・。」 小さく笑ってしまう。 「ん・・。」 その声で タテがゆっくりと 目をあけた。