ふたりで顔を見合せて、お互いの話をした。 友達も、カズシ君の無害で平凡なところに惹かれて彼と付き合うことにしたらしい。 あたしはカズシ君に電話をかけて、話を聞くことにした。 その話を出した途端、カズシ君はいきなり電話を切った。