「…後悔……しねぇよな…?」
「うん…」
すると彼は優しく微笑み、うなずいて静かに立ち上がると、照明を暗くして、あたしを抱き上げベッドの中央に寝かせた。
あたしは目を閉じた。
心臓はoverdrive(オーバードライブ)で、ブッ壊れちゃいそうなほどバクバクしちゃってる。
おまけに一生懸命とめようとしてるのに全身の微かな震えはとまってくれない。
「ひょっとして……はじめて?」
あたしは黙ってうなずいた。
「大丈夫。怖がらなくてもいいよ」
「うん…」
別に怖がってなんか……。
まもなく彼の手が先程締めたばかりのバスローブのベルトをほどいてしまった。
あたし…オトナになる……幼なじみとじゃれあっていたコドモの時間を卒業するから……。


