素良が真っ白なタキシードで
教会に現れた。


あまりの素敵さに
参列者からため息がもれた。


アメリカにいってる間に
素良はすっかりと
たくましくなった。


たまに俺と素良がにてる

歩来が笑う。


「考えてみれば
俺ら、兄弟だもんな。」


そういいながら
素良と歩来と酒を
酌み交わす。



仲のいい二人を見ながら


愛した人の
笑顔が輝いているから
俺は悔いはない・・・・


素良といることで
歩来の笑顔は輝くから


胸が痛いのは
ただの後遺症さ・・・・
そう心につぶやく