~天使はふたたび舞い降りる~

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あの夜


芳樹は私を
とても大切に愛してくれた。



大事なものを触るように
丁寧に優しく
隅々まで
神経がはりめぐらされた
その快感の中で


喜びの涙と
これが最後と
悲しむ涙が

私の目をつたう・・・・・




汚れている私は
芳樹の持つ
羽根のような愛撫に
再生していく・・・・・




愛している人に抱かれる
幸せを
私はかみしめた・・・・



しがらみの壁を突き破った時




  これでこれから先の
  地獄にも耐えられる


そう思った。