奈楠は妹では・・・?


 本当は四季のことを
 愛している・・・・?



心の中でずっと葛藤してきた。
この壁はきっと
まだ越えられない・・・



でも


俺の心の葛藤とは違う
何かが


奈楠を抱きよせて




愛し始めてしまった。


細く折れそうな体は
まるでガラス細工のようだった。
俺は丁寧に
そのガラス細工に唇を這わす



壊れそうな奈楠から
甘い吐息が漏れ出した・・・・



その夜
俺たちは結ばれた・・・・


奈楠は何度も

「ごめんなさい・・・
ごめんなさい・・・」とつぶやく