パートのおねえさんたちが
今日あった林の奇行を
教えてくれた。


申し訳ないと何度も頭を下げた。



となりの部門のライバルが
やってきて

「めんどーなことになったな。」


そう言いながら通り過ぎる。      
口の端が笑ってるように
感じて
ムカついた。




  今日は最悪だな



四季の結婚が頭をよぎる


よぎる度に
自分に喝を入れた。



一人で飲む酒が進んだ。



その時また林から電話が鳴った。