私は保護されて
爺ちゃんの家に住むことになった。


しかしこの家に人からは
歓迎されなかた。
居場所がなく
いつも迷惑そうな視線の中
体を小さくして
暮らしていた。


「ねえさんを恨むよ。」
母の弟が吐き捨てた。

「あいつのおかげで
どれだけ俺らの人生が狂った?
とうさんは
地位も家も財産も奪われて
その心労から死んだ。
とうさんだって
こんな肩身狭い思いして
暮らすことなかったのに・・・・・・」



  ここにも
  自分は邪魔者だった


その時全てがいやになった。



  死のう・・・・・


最後にあの人と話したい



あの日
私は彼をずっと見ていた