～天使はふたたび舞い降りる～

記憶に残ってない家族
この少年が
私の全てだった。


貴重な一枚を何枚もコピーした。
学校で使う時
やっと学校で使う一枚ができた。


私はこの一枚に
すっかりはまり込んだ。


少なくても
この少年の笑顔も
私も
幸せに充ちている。


私が生きていたことは
少なくても
この写真の中では
幸せだったんだ。


少年は私をしっかりと抱いて
笑っているから




私は少年にいつしか
恋心を持った


　　いつか会ってみたい


そう思った。