TOKYO TROUBLE HOLIC

ゆっくりしてってと言われ、純白なソファーに座り、テレビを見ることにした。
しばらくして、ノドが異常に痒くなってきた。
フルーツアレルギー発生。
口に手を突っ込んで、ノドを掻き毟りたい。
そんな気分だった。

俺がンッ、ンッと言っていると、綾がキッチンから話し掛けてきた。
「どうかしたの?」
慌てて止め、何もなかったようにした。
「別に何も。ただ、テレビが面白くてね。」
綾はえっ?って顔をした。
「クラゲが?」
画面を見ると、クラゲしか映っていない。
ノドに意識がいき、気が付かなかった。
クラゲなんて興味がない。
「あー、いやー、はは。」
とりあえず、笑って誤魔化そう。