姉弟道

日曜日。

と言うか、見合い当日を迎えた。

俺はすっげー豪華なホテルのカフェで、見合い相手を待っていた。

しかし、スーツがキツいなあ!

最後にスーツを着たのは短大の卒業式である。

しかも、ネクタイって言うのがなおさらキツい!

相手を待ってる間に俺は死ぬんじゃねーか?

まだかよと思ったその時だった。

「梓くん?」

ソプラノの声が俺を呼んだ。

その声の主を見ると、ピンク色の着物を着た女だった。

そいつを一言で言うなら、“大和撫子”だ。

そのイメージにあっているくらいの美人だった。

リコがかわいいの部門に入るなら、こいつはキレイの部門に入るな。