「あたしに許嫁がいると言う話は本当だったでしょ?」
そう言ったリコさんはどや顔だった。
そのどや顔は、“悪女”と言っても過言ではない。
でもそれに対して腹が立たないって言うのは不思議だ。
それが“リコさん”と言う人なんだろう。
リコさんだから人から憎まれないし、腹も立たないんだろう。
柘植さんは、何も言えないと言うように黙っている。
それを見ていたら、リコさんがまた肘で僕の脇腹をつついた。
「あの…リコさんから、話は聞いてます」
僕は言った。
そう言ったリコさんはどや顔だった。
そのどや顔は、“悪女”と言っても過言ではない。
でもそれに対して腹が立たないって言うのは不思議だ。
それが“リコさん”と言う人なんだろう。
リコさんだから人から憎まれないし、腹も立たないんだろう。
柘植さんは、何も言えないと言うように黙っている。
それを見ていたら、リコさんがまた肘で僕の脇腹をつついた。
「あの…リコさんから、話は聞いてます」
僕は言った。



