姉弟道

「いつから?」

俺は聞いた。

「いつからって…知らねーよ、そんなの」

アズにぃはそう言うと、ふてくされたように顔を横に向けた。

めちゃくちゃと言うほどではないが、その横顔は赤かった。

当てられたからなあ。

フツーに当てられたからなあ。

しかも俺に当てられたから、相当なまでに悔しいんだろうなあ。

アズにぃの動揺っぷりは、この場にリコ姉ちゃんが見ていたら腹を抱えて笑うことだろう。

絶対そうだなと思って、俺は首を縦に振ってうなずいた。