全く、朝早くからぶっ壊れた掃除機をゴミ捨て場に向かって運んでるヤツがどこにいるんだよ。
「もう誰よ!」
イラついたように髪をかきあげながらリコ姉ちゃんが言った。
「知らねーよ」
俺は答える。
「逆恨みするようなヤツ、誰か知らないの!?」
ギャーギャーと騒いでいるリコ姉ちゃんに、
「知らねーよ!
リコ姉ちゃんこそ、心当たりねーのかよ!?」
何クソと言うように俺は言い返した。
「あったら頭飛ばしてる!」
リコ姉ちゃんが叫んだ。
姉弟そろって考えることは一緒のようだ。
「マジで最悪!」
吐き捨てるようにリコ姉ちゃんが言った。
俺はリコ姉ちゃんに気づかれないようにため息をついた。
「もう誰よ!」
イラついたように髪をかきあげながらリコ姉ちゃんが言った。
「知らねーよ」
俺は答える。
「逆恨みするようなヤツ、誰か知らないの!?」
ギャーギャーと騒いでいるリコ姉ちゃんに、
「知らねーよ!
リコ姉ちゃんこそ、心当たりねーのかよ!?」
何クソと言うように俺は言い返した。
「あったら頭飛ばしてる!」
リコ姉ちゃんが叫んだ。
姉弟そろって考えることは一緒のようだ。
「マジで最悪!」
吐き捨てるようにリコ姉ちゃんが言った。
俺はリコ姉ちゃんに気づかれないようにため息をついた。



