その瞬間、緊張にも似た空気が流れた。
リコ姉ちゃんが杉里さん作の桜餅を1口だけ食べた瞬間、その顔が微笑んだ。
「美味しいです」
微笑みながらそう言うと、リコ姉ちゃんは桜餅を完食した。
アズにぃは負けたと言うようにうつむいた。
次は、アズにぃの桜餅を手に取ると口に入れた。
「何よこれー!」
怒ったようにリコ姉ちゃんが言ったので、アズにぃが顔をあげた。
「めっちゃくちゃマズい!!」
リコ姉ちゃんが悲鳴のような声で言うので、
「マズいとは何だよ!」
そう言ってアズにぃはリコ姉ちゃんの手から桜餅を横取りしたすると、パクリとそれを食べた。
「――うっ…」
口に入れた瞬間、アズにぃは口に手をあてた。
その様子からだと、相当なまでにマズいようだ…。
「ほらー、マズいんじゃない!」
からかうようにリコ姉ちゃんが言った。
リコ姉ちゃんが杉里さん作の桜餅を1口だけ食べた瞬間、その顔が微笑んだ。
「美味しいです」
微笑みながらそう言うと、リコ姉ちゃんは桜餅を完食した。
アズにぃは負けたと言うようにうつむいた。
次は、アズにぃの桜餅を手に取ると口に入れた。
「何よこれー!」
怒ったようにリコ姉ちゃんが言ったので、アズにぃが顔をあげた。
「めっちゃくちゃマズい!!」
リコ姉ちゃんが悲鳴のような声で言うので、
「マズいとは何だよ!」
そう言ってアズにぃはリコ姉ちゃんの手から桜餅を横取りしたすると、パクリとそれを食べた。
「――うっ…」
口に入れた瞬間、アズにぃは口に手をあてた。
その様子からだと、相当なまでにマズいようだ…。
「ほらー、マズいんじゃない!」
からかうようにリコ姉ちゃんが言った。



