姉弟道

そこまで一途なら、何故リコ姉ちゃんに告白しなかった?

それから2人で雑談した後、俺とアズにぃは別れた。

自屋に向かっている途中、廊下でリコ姉ちゃんと会った。

風呂あがりと言うこともあってか、リコ姉ちゃんはタオルをほっかむりにしていた。

リコ姉ちゃんは俺の顔を見ると、
「お風呂が空いたから入りなさいよ」
と、言った。

「へーい」

俺が返事したのを確認すると、リコ姉ちゃんは俺の横を通り過ぎて自屋に行こうとした。

リコ姉ちゃんに背中を向けた状態で、
「あのさ」

俺は彼女に話しかけた。