『ホラ。勉強するぞ。床に落ちた参考書机に戻して開け』 市瀬が私を持ち上げ、机に座らせた。 『何からやる?脳みその使い方?』 コイツ本当に教える気あるのか? 『冗談だからな。社会か理科か…どれがいい?』 『じゃあ社会』 渋々社会の問題をする。