『ごちそうさまでした。黒崎、今日は遊園地に行きましょ』 『はい。葉奈お嬢様』 葉奈の専属執事の黒崎さんが、葉奈の椅子を引いた。 『由奈お姉ちゃん。お姉ちゃんも引きこもってないでどこか行ったら?』 『余計なお世話じゃ』 『でも由奈。たまにはお日様に浴びるのも悪くないわよ』 『この辺よく知らないからいい』 学校以外は外にでない私を皆心配してくれてるのはありがたいけど、 外には出たくない…