執事or彼氏


『市瀬。終わったよ食堂行こ』


『かしこまりました。お嬢様』


いきなり、敬語にお嬢様…

調子狂うな…





『市瀬。お前朝食食べたのか?』


『はい。家でいただきました…それに…』


市瀬の顔が耳に近づいてきた。


『デザートに由奈様のキスもいただき、満足しております』


カァァァッ!!


顔が熱くなる…


『お嬢様。顔が赤いですよ?熱ですか?』


『お前のせいだろ!!』



そう言い、市瀬をおいて一人で食堂へと向かった。