「私、ちゃんとフーのこと見てなかった。夢ばっかり見て、フーに王子様みたいな願望さえ夢見てる子どもで…

私、あの頃の自分を思い出すと恥ずかしくなる。本当は今日も、合わせる顔がなくて、だけど会いたくて。ごめんね。会いに来たりして。また、迷惑かけちゃって…ごめんなさい。

だけど、こうして会えるとやっぱり嬉しくて、嬉しくてたまらない私がいて、それだけでやっぱり私はフーが好きなんだって…。

だからやっぱり私、フーを好きでいてもいい?

もうフーの味方でいたいって言わないから。だって言えないもん。だけど、それでも傍にいたいと思うのもダメ?フーのことをきちんとわかった上で傍にいたいって…思っちゃ、ダメかなぁ…」