私は二人を拝むように手のひらを合わせると、

「お願い、今年も手伝って!」

二人の顔が見えなくなるくらい頭を下げた。

「私は別にいいけど…」

「ありがとう、あおーちゅん!」

『ボクもいいよ。面白いし』

「ありがとう、カエルくん!」

ガシッと二人の手を握り力強く頷くと、二人ともその笑顔がややひきつっているように見えなくもない。けど、それはそれ。


てなわけで。