つま先立ちの恋

肩を組んで円陣を組む。

さっきよりもグンと近付いたお互いの顔を見合わせて、二人が私に目配せをする。

すぅっと深く息を吸い込んだら、


「待ってて、フー!」


やっぱりフーに会わなきゃ何も始まらない。


「「『きゅー···とろーーっく!」」』


人差し指と小指、それから親指を立てたその手を高く掲げて。


それから私はフーの所へ走った。