つま先立ちの恋

「仕方ないよ。灯歌ちゃんはフーさん一筋だったから、恋愛に関して免疫がないんだよね」

葵ちゃんが小さい子をなだめるように私の頭をヨシヨシ。

『同級生のストレートな情熱は純情少女にはキツイよね』

パペちゃんも私の態度を気にしてくれてたんだ。私は困った顔になる。

そうしたら、

「和泉君は青春って感じだもんね。あと20年後が楽しみだなぁ」

『出たよ、オジサマキラー!』

「なによぅ!」

ぷくうっと膨れっ面の葵ちゃんに癒されている私。本当に神様はなんでこんな可愛い子と私を出会わせてくれたんだろう。

ありがとう、神様。