数十秒後 悲しみがこみ上げてきて。 ガマンできなくなって 1人で、教室で泣いた。 「ううっ・・・・・・・・」 10分くらい 経った頃だろうか。 ドアに背を向けて 床にしゃがみこんで泣いていた私を ダレかが 後ろから 包んだ。 「だ、だれっ!?」 顔が見えない・・・。 この感じは 男子・・。 「しっ。 叫ばないで」 低めの声で 告げられた。 ええっ なんか ちょっと 懐かしい声だ・・ ん? あれ? この声は・・・・・・