夕暮れ行進曲

 俺は重くなる瞼をその力にまかせて店じまいのシャッターを下ろすように閉めた。
ちょっとまって、と向こうからおばさんが走ってきたとしても俺はシャッターを閉める。

 ピシャリと音が響くと、そこからはもう夜の時間である。何人たりともこの先の世界に踏み入れることはできない。