夕暮れ行進曲

 俺は、どっちだろう?おそらくどっちでもない。見ていてもなんら面白くない連中、それが俺だ。

 英語が終わって次は国語、ポマードだ。
俺は国語自体は好きだが、ポマードの授業になって急に嫌いになった。

 1年の時は松田という少し太った教師だったが、俺は松田先生が好きだった。

 松田先生は授業中に生徒1人1人に活躍の場を与えた。そして俺も初めて活躍した。

 俳句と短歌の授業で、俺の俳句が黒板に書かれたのだ。

「高橋はいるか?」

「はい。」

「お前は詩人だなぁ~」

 俺はただその一言が嬉しかった。