夕暮れ行進曲

「立花、大丈夫?」

「大丈夫~!自転車っていいね~!」

 風の音で立花の声が小さく聞こえた。
この間こけた畑の方向ではなく、大きい煙突の立つ方向へ自転車を走らせた。

「ゴミ処理場~??」

 立花が声を大きくして尋ねる。