夕暮れ行進曲

「俺立花のこと・・・・あんまり興味なかったかも。」

 あからさまに深刻な顔をしてギャグに持っていった。立花は不満そうな声を上げたが表情は笑っていた。

「一つ気にしてたことはあったよ。」

「え、何?」

 立花は俺の横顔を見て目を輝かした。

「靴履き替える時にさ、つま先で二回地面を叩くだろ?」

「え?何それ?」

 立花は途端に失望した様子でカフェラテに手を伸ばした。

「でも可愛いとは思ってたかなぁ~?」

 立花は俺を見つめた。