夕暮れ行進曲

 俺の右側に立花、左側に知らない男という形になった。

 すぐに店員が注文を聞きにきた。女の人で20代前半ぐらいだろうが、結構綺麗な人だった。

 俺はカプチーノを、立花はアイスカフェラテを頼んだ。

「結構綺麗な人だったね。」

「そう?」

 立花は俺の表情を見てにやにやした。

「何だよ?」

「別にぃ~。高橋はさぁ、私のこと変だと思う?」

 立花は窓の外の駐車場を眺めた。お客はまだまだやってくる。ベビーカーを押した若い母親が歩いていた。