夕暮れ行進曲

「うわ、なんでいんの?」

「それこっちのセリフ。」

「っていうか普通声かけないでしょ?学校じゃないし。」

「何それ?私そういうの気にしないタイプだからさ~。」

 俺はあんまりテンションが高くなかった。
まぁ立花だから許せる。っていうか嬉しいが、なんだか休日に同級生と会うと自分のテリトリーを侵害されたみたいで気分がめいる。

「ここよく来るの?」

 立花は俺の隣の男物の服をいじりながら聞いた。

「たまに。立花は?」

「私は今日初めて。結構いい感じだねここ。」