夕暮れ行進曲

 そろそろ新しいパーカーが欲しいと思っていたところだ。
俺はよく行く馴染みの古着屋のチェーン店に足を踏み入れる。

 安くてなかなか変わった服が売っている店だ。パーカーは千五百円から五千円以上まで幅広い種類が売っている。

 俺はしばらく店内をうろついて目ぼしい商品を探した。

「高橋?」

 振り向くとそこには立花がいた。
俺は驚いた、というかどうしていつもこいつは唐突に現れるんだろう。
なんだか付け回されているようにすら思えた。