夕暮れ行進曲

 やっぱりそのことだった。
ここで坂井の話をするのもいいが、うちの母親はおせっかいなのできっと話がややこしくなる。

 俺は話すとしてもしっかり坂井に返事をしてから話そうと思った。

「何でもないよ。ほんとに。」

「ほんとに大丈夫?」

 俺はパソコン画面を眺めながら小さく数回頷いた。
メッセンジャーが点灯している。

 以前チャットで知り合った高校一年の女の子からメッセージが届いた。