サヨナラ

ただ一言のメール

あたし達は
あたし達の時間に
終止符をうつのか

互いに譲れぬ事が
同時に起き
大きなわだかまりとなる

譲り合いながら
抜け出せる道は無いのか


行き止まりなのか


彼の誕生日を目前に

もう二度と
互いを理解し会える奇跡は起きないのか

心がよどむ
助けを懇願する

少しでも笑える様に

曖昧な関係の友のもとに向かう

本当に友達だとは
胸を張っては言えはしない
友たちのもとに


自分に
何もかも無くなる感覚が生まれ始め

孤独感が増す

まだ 泣けない

涙は出ない