嫌いなんじゃなくて
きらいになってほしくて
突き放したいわけじゃなくて
突き放してほしい
なんてそんなの嘘
素直に伝えること
すこし難しすぎて
気持ちを言葉にするの
簡単じゃなくて
思いだけがあふれ出して
涙がこみ上げる
君が思ってるほど
綺麗なものじゃないから
未来に押しつぶされそうな
負けちゃいそうな
激しく脆い感情
決めたこと守れなくて
手放すなんてできなくて
いっそのこと
手放してくれたら
なんてそんなの嘘
ガラスのような
その心砕けないように
思いが募るほど
切なく苦い
君が嫌いな歌を
好きになって
君が好きな歌も
好きになって
この世のすべてを愛したい
ごめんねしか言えなくて
ありがとうが言いたくて
好きが言えなくて
【嫌いじゃないよ】なんて
強がっちゃうんだ
怒られてるのに
君の声に安心して
また怒られて
そんな日々がよかったのに
また手放しちゃう
大切に思うほど
恋しいと思うほど
傍にいちゃだめな気がして
時がたてば忘れられる
今が過去になり
未来を夢見る
君の未来に
君の傍に
誰がいるかなんて
一人やきもち
最後の最期わ
ありがとうと
伝えたい
―END―


