「ただいまぁー。」
家に入るとお母さんが駆け寄ってきた。
「言ったのに南遅いじゃない。」
「ごめん。」
「それよりこっち来て。」
お母さんについて行くと、リビングにはお父さんがいた。
「ん?どうしたの?」
お父さんの横にお母さんが座った。
「南。来年の春に転勤が決まったの。」
「えっ…。」
「ごめんね。急で。」
「どういう事??」
「転勤って言っても、隣町なんだけど。」
「…。」
待って。今って、12月の始めだよね??
て事は、約4ヵ月!?
急過ぎるよ…。
「南?ごめんね。」
「ん?大丈夫だよ。まだまだ時間あるし。」
「そう?でも、そういう事だから。」
「うん。」
私はそう返事すると部屋に戻って行った。
(バタン…)
虚しく鳴り響くドアの音。
「はぁー…。」
なんか、急過ぎて、なんて言っていいだんだかわかんないよ。
瞳を閉じると、今日の充との出来事が蘇る。
「楽しかったなぁー…。」
でも、あのドキドキはなんだったんだろう…。
「沙希に転校の事言わなきゃ。」
携帯を開き沙希に電話。
『もしもしぃ~♪』
「もしもし?沙希今大丈夫?」
『大丈夫だよぉ~。』
「あのね、沙希。話したいことあるの。」
『何々??そんな改まっちゃって。』
「私ね、来年の春、転校するんだって。」
『っは…??何その冗談。』
「冗談じゃないし…。」
『ウソでしょ!?嫌だよ。』
「私だって嫌だよ。だけど、もう決まってることなんだって。」
『そっ…そうなんだ…。』
家に入るとお母さんが駆け寄ってきた。
「言ったのに南遅いじゃない。」
「ごめん。」
「それよりこっち来て。」
お母さんについて行くと、リビングにはお父さんがいた。
「ん?どうしたの?」
お父さんの横にお母さんが座った。
「南。来年の春に転勤が決まったの。」
「えっ…。」
「ごめんね。急で。」
「どういう事??」
「転勤って言っても、隣町なんだけど。」
「…。」
待って。今って、12月の始めだよね??
て事は、約4ヵ月!?
急過ぎるよ…。
「南?ごめんね。」
「ん?大丈夫だよ。まだまだ時間あるし。」
「そう?でも、そういう事だから。」
「うん。」
私はそう返事すると部屋に戻って行った。
(バタン…)
虚しく鳴り響くドアの音。
「はぁー…。」
なんか、急過ぎて、なんて言っていいだんだかわかんないよ。
瞳を閉じると、今日の充との出来事が蘇る。
「楽しかったなぁー…。」
でも、あのドキドキはなんだったんだろう…。
「沙希に転校の事言わなきゃ。」
携帯を開き沙希に電話。
『もしもしぃ~♪』
「もしもし?沙希今大丈夫?」
『大丈夫だよぉ~。』
「あのね、沙希。話したいことあるの。」
『何々??そんな改まっちゃって。』
「私ね、来年の春、転校するんだって。」
『っは…??何その冗談。』
「冗談じゃないし…。」
『ウソでしょ!?嫌だよ。』
「私だって嫌だよ。だけど、もう決まってることなんだって。」
『そっ…そうなんだ…。』
