「やったぁーーー。」
その言葉に私はうれしくて飛び上がった。
「そんな嬉しいか?」
私の姿を笑って見てる充が聞いた。
「うん!!ありがとう!!」
「別に感謝されるほどじゃねーよ。」
て、言いながらもちょっと赤い?w
「じゃぁ、帰るぞ。」
そう言って、充は歩き出した。
「ねぇ、絶対だよ?」
「分かってるって。ほら、約束してやる。」
充が小指を私に差し出した。
「うん。約束ね。」
そう言って、私も小指を差し出した。

「じゃぁ、ばいばい。」
いいって言ったんだけど充が送ってくって聞かなくて
結局送ってもらった。
「じゃぁな。風邪ひくなよ。」
「そんな子供じゃありませんからぁ。」
「バカ。早く行けよ。」
「はいはい。じゃぁねー。」
「じゃぁな。」
「気を付けてね!!」
「分かったから。早く行け。」
「ん。」
家に入るフリをして、充の背中を目で追ってた。
「充ーーーー。」
充の場所に聞こえるくらいの声で叫んだ。
「お前まだいたのか。」
充も私の場所に聞こえるくらいの声で返した。
「充って意外といい奴ぅーーーーーー??」
なんて、冗談聞いてみたり♪
「お前いま気づいたのかぁー?」
充も冗談ぽく言った。
「バーーーカ。」
そう言って私は家に入って行った。