「喜んで!」

そう言ってサインをしてくれていた

「きみは?」

私をまっすぐ見つめる瑛士
「拓のファンか〜」

そう言って笑った


「ち、違います!用意わすれて!」

勢い余って大きな声になる
次第に回りに人が集まりはじめて

瑛士のマネージャーが慌てて瑛士を捕まえてカーテンの中に引っ張っていった