「チャンスがあったらだからさ」

笑いながら私の肩を叩く香織

「準備不足だわ〜」

後悔だけ先に立つ

そうこうしてるうちに握手会は始まった

カーテンの奥に拓と瑛士がいる

緊張が走る

私の順番はまだまだなのに