好きだけじゃダメ?!

「その辺に座って。」

部屋をキョロキョロ見渡す私に声をかける


「俺の部屋珍しいだろ」

そう言いながら私の頭にタオルをかける


「瑛士の家だったんだ〜」

「俺のじゃなきゃ誰のなんだよ」

クスッと笑いながら答えたかと思うとおもむろに服を脱ぎだした


「何してんのよ!」

「濡れたから着替えるだけ。体が資本な世界なんで。」
あくまでも普通に答える