「なんでもないよ。ちょっといろいろ落ち着かないだけ」
ふと周りを見渡して
「確かに」
はにかんだ笑顔はまだまだ幼さが残る瑛士の笑顔だった
「美歩があまりに俺をほっとくから悪い」
飛んだとばっりりだ。
だって、ほっといて欲しい
それじゃ無いといろいろバレテしまいそうで
「俺は、全然バレテも良いのに」
「それはダメ!」
その言葉に下を向く
「美歩は俺をきっと信じて無いんだな」
何かの決意なのか今度は顔を上げて私の顔をまっすぐ見る
それがあまりにも力強い目で
「絶対守る!」
私の肩を掴み
「わかる?俺の気持ち全部」
ただ首を振る
「じゃあ、わかるまでは教えない」
それと同時に重なる唇がとても優しかった事を私は感じていた
子供の笑顔で大人の振る舞いをする
そんな瑛士にただ私は守られていることをまだわかっていなかったのかもしれない
ふと周りを見渡して
「確かに」
はにかんだ笑顔はまだまだ幼さが残る瑛士の笑顔だった
「美歩があまりに俺をほっとくから悪い」
飛んだとばっりりだ。
だって、ほっといて欲しい
それじゃ無いといろいろバレテしまいそうで
「俺は、全然バレテも良いのに」
「それはダメ!」
その言葉に下を向く
「美歩は俺をきっと信じて無いんだな」
何かの決意なのか今度は顔を上げて私の顔をまっすぐ見る
それがあまりにも力強い目で
「絶対守る!」
私の肩を掴み
「わかる?俺の気持ち全部」
ただ首を振る
「じゃあ、わかるまでは教えない」
それと同時に重なる唇がとても優しかった事を私は感じていた
子供の笑顔で大人の振る舞いをする
そんな瑛士にただ私は守られていることをまだわかっていなかったのかもしれない


