好きだけじゃダメ?!

私はすぐにそのままトイレへと歩き出した


もう、走る必要もないので歩いた

もう少しでトイレにたどり着くその瞬間だけかに腕を引っ張られそのままの勢いでなぜか私は男のトイレに連れ込まれた




びっくりして声も出なかった

というか、口を手でふさがれてた

「俺が苦労して接待している間に美歩寝てたんだね」

そう言って私を抱きしめたのはさっき取り巻きを連れてどこかに行ってしまったはずの瑛士だった


「勘弁して欲しいよ。拓は自分の好みのことだけ遊んでるからこっちはどんどん人数増えるし、探しても探しても愛しい彼女は居ないし、挙句見つけたら寝癖姿だし」

ガンガン文句を言う瑛士に返す言葉もなく黙っていると

「だから充電」

顎を持ち上げられ気づけば唇が重なっていた