「なんで迎えに来たんだよ」
車の中で不貞腐れる俺を無視して車を運転する伊藤くん
「あのさ〜今日撮影朝終わったらあがり?」
「いいえ、打ち合わせをボイコットした人のおかげで撮影後打ち合わせになりました」
やっと伊藤くんが答えてくれる質問をしたらしい
「あのさ〜、撮影変更とかなし?」
「・・・」
この質問は答えてくれないらしい
「拓怒ってる?」
「それはもう凄いです」
これは答えてくれるんだ
「スタッフみんなは?」
「瑛士の無鉄砲には慣れてるので、みんな瑛士が消えたと聞いて寝ました」
そうなんだ、みんな休んでるんだ
良かった。
「俺あのシーン必要ないと思うんだけど・・・」
「・・・」
また、無視かよ
でも、食い下がった
「キスシーンしたくない。」
「・・・まさか・・・美歩さんに気を使ってとか言うなら、プロ意識足りなさすぎです。
美歩さんが我が儘言うようなら私から話します」
「いや!違う!美歩は分かってくれてる」
「だったらこの話は止めてください。
話したって決まったことはやってもらいます。
ファンが喜ぶんですから。実際ファンはリアルに自分とシーンを観て重ねるんですから」
・・・伊藤くんてたまにものすごいこと言うよね
要するに妄想のためのネタ作りなわけだと言ってるってことだろ
まっ仕方ないからやるけどさ
相手の女の子だって嫌だろうに・・・
「相手は喜んでますよ」
伊藤くん俺の心読んだの?!
「彼女はSTOP!のファンらしいから」
おいおい・・・それって・・・
「彼女は瑛士のファンらしいよ」
あ〜。めちゃくちゃ簗予感
「女は怖いから気をつけてくださいね」
ニヤッと伊藤くん笑ってるけど
全然俺は笑えなかった
「彼女がいるなんてバレない方がいいと思うよ。彼女は打たれ強い感じだから」
やはりニヤつあたまま忠告された
車の中で不貞腐れる俺を無視して車を運転する伊藤くん
「あのさ〜今日撮影朝終わったらあがり?」
「いいえ、打ち合わせをボイコットした人のおかげで撮影後打ち合わせになりました」
やっと伊藤くんが答えてくれる質問をしたらしい
「あのさ〜、撮影変更とかなし?」
「・・・」
この質問は答えてくれないらしい
「拓怒ってる?」
「それはもう凄いです」
これは答えてくれるんだ
「スタッフみんなは?」
「瑛士の無鉄砲には慣れてるので、みんな瑛士が消えたと聞いて寝ました」
そうなんだ、みんな休んでるんだ
良かった。
「俺あのシーン必要ないと思うんだけど・・・」
「・・・」
また、無視かよ
でも、食い下がった
「キスシーンしたくない。」
「・・・まさか・・・美歩さんに気を使ってとか言うなら、プロ意識足りなさすぎです。
美歩さんが我が儘言うようなら私から話します」
「いや!違う!美歩は分かってくれてる」
「だったらこの話は止めてください。
話したって決まったことはやってもらいます。
ファンが喜ぶんですから。実際ファンはリアルに自分とシーンを観て重ねるんですから」
・・・伊藤くんてたまにものすごいこと言うよね
要するに妄想のためのネタ作りなわけだと言ってるってことだろ
まっ仕方ないからやるけどさ
相手の女の子だって嫌だろうに・・・
「相手は喜んでますよ」
伊藤くん俺の心読んだの?!
「彼女はSTOP!のファンらしいから」
おいおい・・・それって・・・
「彼女は瑛士のファンらしいよ」
あ〜。めちゃくちゃ簗予感
「女は怖いから気をつけてくださいね」
ニヤッと伊藤くん笑ってるけど
全然俺は笑えなかった
「彼女がいるなんてバレない方がいいと思うよ。彼女は打たれ強い感じだから」
やはりニヤつあたまま忠告された


