「明日が終わったら・・・」
後ろから瑛士の声がした気がしたけど私はもう仕事に戻っていて聞こえなかった
何だよ・・・
明日が終わったら鍵返すって言ってやろうと思ったのに・・・・。
瑛士は、しばらく仕事をしてる美歩を見ていた
あいつって案外ドジで俺が仕事から家に帰ると部屋に明かりが付いてなくて、そんなことが凄く寂しく思えて、1人静かに電気を付ければテーブルの上に紙袋があってそれを覗いた。
袋には昨日美歩が作っていた、ブリ・・・何とかの小さなコサージュが入っていた。
絶対慌ててて忘れたんだ。
そう思って会場で準備してるだあろう美歩の元に自転車で向かった。
結構早めに着いたけど、しばらく働く美歩の姿を見ていた
小さい体をパワフルに動かし、連日の寝不足を感じさせない動きに正直ビックリした。
あいつの社長の声で、俺はこの手に持つ美歩の忘れ物を思い出した
どのタイミングで出て行こうかと思ったらダンボールを運んできた男が美歩に足りないって言ってた。
今だ!と思って声を掛けると思いっきり美歩に口を塞がれた。
口に当たる美歩の手が思った以上に冷たくて、そしてザラザラしていた。
美歩の腕を掴んで口から手を離させて手を見ると・・・・・
・・・・痛々しい・・・・・
こんなに頑張ったんだ。
俺・・・・これでよかったのか?と思った。
でも、その後もあまりに楽しそうに仕事をする美穂を見てこれてよかったのかも・・・
と思えた。
後ろから瑛士の声がした気がしたけど私はもう仕事に戻っていて聞こえなかった
何だよ・・・
明日が終わったら鍵返すって言ってやろうと思ったのに・・・・。
瑛士は、しばらく仕事をしてる美歩を見ていた
あいつって案外ドジで俺が仕事から家に帰ると部屋に明かりが付いてなくて、そんなことが凄く寂しく思えて、1人静かに電気を付ければテーブルの上に紙袋があってそれを覗いた。
袋には昨日美歩が作っていた、ブリ・・・何とかの小さなコサージュが入っていた。
絶対慌ててて忘れたんだ。
そう思って会場で準備してるだあろう美歩の元に自転車で向かった。
結構早めに着いたけど、しばらく働く美歩の姿を見ていた
小さい体をパワフルに動かし、連日の寝不足を感じさせない動きに正直ビックリした。
あいつの社長の声で、俺はこの手に持つ美歩の忘れ物を思い出した
どのタイミングで出て行こうかと思ったらダンボールを運んできた男が美歩に足りないって言ってた。
今だ!と思って声を掛けると思いっきり美歩に口を塞がれた。
口に当たる美歩の手が思った以上に冷たくて、そしてザラザラしていた。
美歩の腕を掴んで口から手を離させて手を見ると・・・・・
・・・・痛々しい・・・・・
こんなに頑張ったんだ。
俺・・・・これでよかったのか?と思った。
でも、その後もあまりに楽しそうに仕事をする美穂を見てこれてよかったのかも・・・
と思えた。


